クライマーの体重の約1/10がビレイヤー側に伝わります。
両手でロープを握るだけでビレイが可能になります。
TOPSTOP利用法
ビレイヤー側には通常クライマーの体重の約1/10が伝わります。クライマー体重の約1/10を両手でロープにより保持することが出来る方なら、ビレイが可能です。
例)70kgの場合、約7kgの保持ができればビレイ可能となります。
ビレイヤーは必要に応じてビレイデバイスの併用が可能です。
使用ロープの直径は10.5mm以上を推奨。
子供が親のビレイを行うことも可能になります。
体重の重い方のビレイを、体重の軽い方が、簡単に行うことが可能になります。
TOP STOPはクライマーの安全を高める 新しい発想のビレイデバイス
TOP STOPはトップロープ用の支点にビレイデバイスの機能を追加した新しい発想の支点でありビレイデバイスです。TOP STOPを利用することにより、ロープを間違ってビレイデバイスセットしたり、誤ったビレイによる危険を大きく軽減することが可能です。 また初心者によるビレイ練習時の安全性を大幅に高めることが可能です。
特に、初心者がビレイテクニックをマスターしていない状況や経験の浅い者がビレイしなくてはいけない状況の安全性を大幅に改善することが可能です。
開発のきっかけは?;
ドイツでは、教育にクライミングが取り入れられています。TOP STOPはクライミング経験があまりない教師による指導時の安全性を高めるために開発されました。また、生徒に、ビレイ(クライマーの確保を行う)をさせることで、他人の安全を確保したり、他人を支えることの重要性や信頼することの大切さを教えるために開発されました。
クライマーの体重の約1/10を保持することが出来れば トップロープでのビレイが可能です
TOP STOPを利用した場合、テンション(確保)時にビレイヤー側には、クライマーの体重の約1/10が伝わります。これは体重70kgのクライマーの場合、ビレイヤー側にはその1/10、約7kgが伝わり、その約7kgを保持できる方なら特別なビレイ技術無しでトップロープのビレイを行うことが可能になることを意味します。
ロープを両手で持てば、クライマーの墜落を止めることが可能です。
クライマーが落ちた場合には、ロープを両手で保持すればよいと言う、簡単な操作でビレイが可能です。TopStop.を利用すれば、ビレイミスの危険を軽減することが可能です。 従来のビレイデバイスとハーネス、そしてビレイテクニックのいずれも不要です。
仕組みは? 特殊なプーリーの組合せで出来ています。
登るときには;TopStop利用時、クライマーが登る際には、プーリーにより通常の支点よりもはるかにスムーズにロープは動きます。クライマーが早く登る際に起こりがちなビレイの遅れも起こりにくくなっています。
制動時には; クライマーがロープに体重を掛けると、TopStop内の特殊なプーリーがロックし、ビレイヤー側にはクライマーの体重の約1/10が伝わります。これによりクライミング時のクライマーとビレイヤーの体重差を気にする必要は無くなります。
手を離すとどうなるの?
残念ですが、通常のトップロープのビレイと同様にクライマーはグランドフォールしてしまいます。