チューンナップ Q and A

Q:ホームページ上にあるサービス内容のほかに出来る事はありますか?

A:あります。
  基本的にチューナップはお客様個人のオーダーにあわせて作業を行う為、平準化するのが難しく、なかなか
  皆様にご紹介する機会がありません。
  
  一例として
  ヒール部分の剛性強化やヒールカップの形、締め付け、収まり具合いなどのご依頼にたいして新たにヒールを
  製作したり、一度全部剥離させ接着し直したり、他のシューズのパーツを接着したりいろいろ行っています。
  写真をアップしておきますので参考にして下さい。また御不明な点などありましたらご連絡下さい。

                

上の写真はボリエール・クラックスです。
ヒール部分をミウラー風に改造しました。
改造後のインプレッションとして
・ヒールフック時の安定性が向上した。(硬くなっていますので左右のずれが減少)
・かかとの収まりが良くなった。
・ヒールが安定することによりパワーロスが減少しエッジ性能も良好

ボリエールは基本的に大体のモデルが似ているので上のようなチューンナップはクラックス以外でも可能です。



               
    右が改造前、左が改造後            改造前:全体的に小さいです         改造後:だいぶ大きくなりました                 ヒールの形がだいぶ変わっています           

レースアップはヒール部分がきつく足が収まりきらず、全体的にきつ過ぎて履けないとの御相談でした。
一番左の写真の右のシューズが元の状態です これを一度剥離させて再度接着したものが一番左の写真の左のシューズです。
中央の写真は加工前の状態です。かかとの部分のゴムの締め付けが強くヒール部分が細く出っ張り、かかとがおくまで入らない状態です。
一番右側の写真が再接着後の写真です。
ゴムの部分の締め付けを緩やかにして、かかとにフィットする様にカップのRを緩やかにしました。
改造後のインプレッションとして
・全体のサイズはあまり変更がなくヒール部分の収まりがよくなった為(奥まで入る)履けない状態から問題なく
 使用できる状態になった。
・サイズを大きくしたわけではないのでエッジング性能は良好

注意!:チューンナップはリソール以上に形や剥がれに関してのクレーム等に対応できませんのでご希望のお客様は
     御来店いただくか、ご連絡の上御相談下さい。