クライミングシューズの修理・カスタムを専門とするショップです。

クライミングシューズに関して

これまでの、バーチリソールに寄せられた主なお問い合わせ内容と発生頻度（実績約2000足以上から）、それに対する基本的な対処です。
個体差があるために、全てのケースにあてはまる訳ではありません。
オーダーを出す際に、参考にしていただければと思います。

１　作業完了後数回でランド部（特につま先部分）に穴があいた。

発生頻度：平均1か月に0~1件程度　 対応：基本的に有償の再リソールになります。

原因として、オーダー時につま先修理をご希望されなかった為です。
リソール作業の最後には、必ずグラインダーによるエッジの仕上げ作業を行っていますが、シューズとソールの一体感を出す為にランドに干渉せずにこの作業を行うことは絶対に不可能です。
また、グラインダーとあまり干渉せずに作業ができた場合でも、ソール（底）同様にランドやつま先のゴムが薄くなっている場合がかなり見受けられます。

お客様ご自身でつま先修理の可否を判断するのは大変困難だと思われますので当店としては出来るだけオーダーシートご記入時につま先修理については『おまかせ』にチェックをお願いしております。

受付時につま先修理についてチェックがない場合、当店からご連絡させて頂きますが確認が取れない場合納期が遅れる場合がありますのでご了承下さい。

当店としてもせっかくリソールをしたのにすぐにランドに穴があくことはとてももったいないと考えております。

2　施工箇所以外の剥がれ（ランドや踵等のゴム部分）がある。

発生頻度：過去に数件発生 対応：状況説明後有償にて接着修理になりました。

原因としてリソールご依頼時に接着修理がなかった為です。
当店は基本的にオーダーシートの内容に沿って施工しております。
ヒールや、ランド等剥がれている箇所が確認出来た場合でも当店の独断で接着修理をすることはありません。
接着修理は当店では有償になる為、独断で修理してしまい納品時に支払金額に上乗せしたことでお客様の混乱を防ぐためです。
当店で接着修理をご希望の場合は必ず、オーダーシートに接着修理の旨をご希望ください。
※　希望箇所は出来るだけ分かりやすく明記下さい。

3　サイズが小さくなった　きつくなった。

発生頻度：1件 対応：クレーム処理（無償再修理）を拒否しました。

リソールの作業上でシューズのサイズを変更することは絶対に不可能である事（硬いミッドソールが入っている場合は特に）、またキツさというのはあくまで個人の感覚である為、当店で現物を確認したところ当店の作業では問題点が確認出来なかった為再修理を拒否させて頂きました。

今後、万が一当店で明らかにシューズ本体に対して誤ったサイズのソールをつけてしまったものに対しては再修理を考えております。

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