現状により左右されます |
全ての仕上がりが同じになるわけではありません。仕上がりはシューズの現状に左右され、同時に作業もあくまでも現状優先となります。
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他店でリソールされたシューズの再リソールについて |
これまで他店(自分を含む)でリソールされたものの中には、シューズ本体が完全に壊されてしまっているものもあります。(ソールはついているので、外見は普通です。)無用なトラブルを防止する為に、注文書にリソール先と時期を必ず記入しておいて下さい。細心の注意を払い、作業にあたります
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お断りするケースもあります |
シューズの状態と依頼内容によっては、バーチリソールの技術ではご希望に応えることを不可能と判断し、お断りするケースもあります。
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直前の丸洗いは絶対避けてください。 |
クライミングシューズの丸洗いは、シューズ本体の素材(とくに革部分)を傷めるだけでなく、素材を縮める場合が多々あります。
シューズの汚れは落としてからご依頼いただきたいのですが、リソールに出す直前の水や洗剤を利用しての丸洗いはさけてください。
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感覚について: 違和感に関して |
リソール作業によって、シューズのサイズが変わることはありません。
履く人の足の形に馴染んだ(変形した)シューズに新しいソールやランドをつけているだけなのです。
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「きつさ」の感覚について:サイズの変更ではありません |
人間の左右の足の大きさと形は異なるのが普通です。さらに1日のうちでも、むくみなどにより「きつさ」は変化します。
また、クライミングシューズはしばらく履かないでいると、素材の性格上、若干縮み硬くなります。
さらにつま先やランドを直した場合は、これまで薄く、伸びやすかったゴムが、厚くしかも新品のゴムになります。
リソール後のシューズに「きつさ」を訴える方が稀にいますが、サイズが小さくなったわけではありません。
サイズの変更などのオーダーは不可能です。
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サイズの変更はできません 重要 |
例えば、25cmの靴に24.5cmのソールを張るとどうなるのか想像してください。当然つま先(場合によってはカカト)が5mm縮みます。
それまでは25cmだった靴本体が前後に5mm短くなるということは、どこかに余ったその5mm分のしわ寄せがいくのです。
また逆に25cmの靴に25.5cmのソールを張るとどうなるでしょうか? 今度は前後方向に靴が伸ばされることになります。
靴は袋状(特にクライミングシューズは革製の足袋ともいえます)ですので、前に5mm伸びれば、どこがが大きく引っ張られてしまい、変形、多くの場合はつま先部分が上を向くのではと思われます。
異なるサイズのラバーを張って起こるのは、小さなサイズを張った場合は、シューズ本体が余ることによる内部のしわ、大きなラバーを張った場合は変形だと思われます。
ただし、靴本体は袋状の立体構造のため、特にミッドソールがしっかりしているものはそんなに簡単に特に前後には伸びたり縮んだりはできません。参考ですが、きつすぎるサイズのクライミングシューズは、ほとんどの場合前後ではなく左右に大きく変形を起こしています。
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「形」について: 新品と形が違う・左右の形が違う /違う場合も当然あります。 |
クライミングシューズは足になじむため、自分の足の形に変化していきます。新品と、自分の靴の形を見比べれば一目瞭然です。
左右で足の形・大きさが違えば、当然シューズの形・大きさも左右で異なってきます。
多くの場合シューズが足になじみ、変形した状態でリソールは行われます。従って、リソール後のシューズの左右の形が若干異なる場合がありますが、それはこのような事情と、作業が手作業による現物あわせによるためです。
上にも書きましたが、特にサイズの小さなシューズをはきつづけた場合は左右に大きく靴が伸びている為、ソール(つま先など)の形状は丸みを帯びたものになることが多く、当然新品とは形が異なるものとなります。
また現実の話として、クライミングシューズの中には新品時から左右の形・サイズが異なっているものもあるくらいなのですが、以上が納得できない方、及び極度に神経質な方はこのサービスを利用しないで下さい。(新品を購入することをおすすめします。)
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もし剥がれたら:お気づきの点など |
バーチリソールでは全ての修理記録を残しております。
剥がれなどが起きた場合、またお気づきの点などは今後の参考になると思われますので、ご一報いただければ幸いです。
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